きっといつでも、ゆめのはじまりんりん

残念ながら女の子が授からなかったワタクシ。夢である「大きくなったらお父さんのお嫁さんになる」の言葉を聞けなかった。でも諦めはしない。まだ孫が居るからである。

少しお疲れおばあちゃん。

こんにちは~。

ぱみゅ子だよ~~。

 

今日もお昼ご飯食べたあと、おじいちゃんとおばあちゃんのお見舞いに行きました。

天気がもうめっちゃ微妙な感じだったけど、振ってると言えば振ってるので、電車で行きました。らっき~。

 

おばあちゃんがエレベーターに乗っておりてきた。

昨日とバンダナが違ってちょっと雰囲気が変わった感じ。

そのバンダナいいね~っ。

おばあちゃんにそう言ったら、おばあちゃんが、そう、と小さく頷いた。

 

おじいちゃんは、今、おばあちゃんが退院したら、一緒に少しでもお金を稼ぐことができるように、車を買おうとしてるので、その途中報告。

おじいちゃんは、たいてい優柔不断で、きゃりーぱみゅぱみゅ様の言う通り、という技を編み出したんだけど、車となるとなかなかそうは行かない模様です。

 

今日はおばあちゃんが少し元気がなくて、

毎日こうしてお見舞いにくると、おばあちゃん、頑張ってお話してくれるから、

それがつらいのかな、とちょっと心配。

 

おじいちゃんも同じことを思ったようで、大丈夫か?って聞いたら、

どうやら抗がん剤の作作用で食欲がないみたい。

 

んも~。また抗がん剤なのかあ。

こんなにつらい思いしてるんだから、ガンをやっつけてよねっ。

やっつけてくれなかったら、もう、わたし絶対に許さないんだから。

 

おばあちゃんに、学校の様子をきかれた。

おばあちゃんのお見舞いのために学校は途中で帰って来てる。

おじいちゃんは当然、みたいな顔をしてるんだけど、

おばあちゃんは、おかあさんが怒っていないかちょっと気にしてる。

 

おばあちゃん、おかあさんも、ぜ~んぜん怒ったりしてないよ。

それどころか、おかあさんはお仕事で小見にいにいけないから、わたしの分まで行ってきてって言ってるんだよ。

おかあさんは、退院するのをほんとに楽しみに待ってるよ。

御馳走いっぱい作ってくれるよ。

だから、全然気にしなくていいんだよ。

 

それにさ。

もしもおかあさんがダメって言っても、わたしはおじいちゃんに頼んで絶対にお見舞いに来るよ~。

そんなことは絶対に言わないし、おとうさんも、きっとぱみゅ子の味方になってくれるはずだしね。

その代わり、お勉強は教えてねっっ。

おじいちゃんも教えてくれるけど、すぐに遊びだすからなあ。

 

そだそだ。

おじいちゃん、ちゃ~んと野菜いっぱい食べてるよ。

 

そう言うと、おばあちゃんはちょっと嬉しそうに笑ってた。

 

明日は無理して来なくてもいいよ。

 

おばあちゃんがそう言ったら、

おじいちゃんは、

きたいから来てるんやけど、疲れるようやったら、明日は辞めるかな。

 

って言ってた。

明日は日曜日だから、病院の患者さんの会計支払いに紛れてズルの面会が出来ないから、面会に来ても30分だけの正規の面会になるかもなあ。

 

帰る時のエレベーターで、いつものように、おじいちゃんはちょっとだけ角度付けて、最後まで手を振ってた。

わたしは、ちゃ~んとおばあちゃんの真っ正面で、ギリギリまで近づいて、思いっきりお手手振ったよ。

 

おじいちゃんもなんだか元気がなかったみたいだから、帰りは一緒にマクドナルドに行って、器官限定のハンバーガーを食べたよ。

 

おじいちゃんも元気だすんだぞ。